2025年問題とは…?

これから介護福祉士を目指される方には最初にぜひ知っておいてほしいことがあります。
既にご存じかもしれませんが、今日本における高齢者人口は3000万人を超えているそうです。
つまり、この状況に伴って“介護が必要な高齢者”の数も、右肩上がりで増え続けているのです。
数字の一例を出しますと、2012年における要介護認定者数は545.7万人
これは2001年の時と比較すると約2倍という数字になります。

でも、まだまだ引き続き高齢者人口は増え続けると試算されていまして、これが2025年になれば高齢者人口がなんと約3500万人に、このうち“認知症”とされる高齢者が320万人程度になるのではないかと推計されているのです。

これを2025年問題と言って、今現在厚生労働省が何らかの対策を打つために躍起となっている状況ですが、なかなか抜本的な対策を行うのが難しいようですね。
ただ、その中で、厚生労働省は、“団塊の世代が75歳を超える2025年を目途に”地域包括ケアシステムを構築することによって、今後増加していく介護需要に応えると発表をしています。

「認定介護福祉士」という資格について

そこで必要とされるのが現場を指揮できる能力を持った人材の育成です。
そして、その人材の育成システムこそが「認定介護福祉士」という新たな資格ですね。
つまり、よりスキルの高い人間を育成すれば良いという考えの基に作られたものなのです。

現在、「一般社団法人認定介護福祉士認証・認定機構」が2015年に設立されていおり、この機構が認定介護福祉士の認定を担っています。
ちなみにこれがどんな資格かを簡単にお答えすると以下の通りになります。

      介護福祉士としての資質をより高める
      他職種との連携内容をより的確に介護サービスに反映させるために寄与
      介護福祉士の資格取得後のキャリアパスを形成

このように何の為のどのような資格かが曖昧で、一般には賛否両論という状況です。
また、運用に関しても未定な部分が多い状態であります。
認定に関するハードルが非常に高い、何を目的とした資格かがいまいち掴めない、そもそも取得するメリット自体がないなど、存在意義が疑問視されるのも分かります。

迫りくる2025年問題があり、確かにこれからの社会を見越して、より優れた人材を育成するための仕組みを構築することは急務でしょう。
その際に、このような上級となる資格を制定することも一つの手段かもしれませんが、実態としては、介護現場に寄り添った何らかのもっと素晴らしい方法が、今もっとも求められているのではないかと私は思います。

介護職の最高峰「ケアマネージャー」を目指す

介護職のお仕事を続けていく上で、やはり早い内から考えておきたいのがご自身のキャリアプランなのではないかと思います。
現場に入っていると忙しさにかまけてしまい、正直なところなかなか将来のことに頭が回らないということもあるので、できれば早い段階からある程度の方向性を決めておいた方がよいと思います。

そこで、皆さんにぜひお勧めしておきたいのが「ケアマネージャー」の資格取得です。
基本的に介護職はお給料が低水準で将来性が薄いなどということを言われたりすることが多いのですが、細かいことを言えば実用に足る資格を持っているかどうか、どこで働くのか、そういった幾つかの部分によって大きく違ってくるのです。

なので、今回は介護職を続けていきたいと考えている皆さんにもっとも使える資格であるケアマネにお話をしておきたいと思います。

Point1.「お給料がかなり上がる」

一般的な介護福祉士の平均年収はおよそ270万~310万円前後なのではないかと思いますが、ケアマネージャーとして働いている方の平均年収は370万円前後と、かなりお給料の金額が変わってくるのが分かりますよね。

それに、ここでご紹介している金額は基本的に平均の年収とされる部分ですので、個人個人で見ていくと“更に高いお給料”をもらっている方も沢山いるということになりますね。
年収アップを目指すのなら、キャリアアップとしてケアマネを選択するというのは間違いないと思います。

Point2.「ケアマネのお仕事を知っておく」

現場で働く介護福祉士さんたちと少し違っていて、ケアマネのお仕事は基本的に事務処理となるようなことが多いです。
介護と言えば体力勝負といったイメージが強いと思いますが、実は必ずしもそうでもないんですね。
これなら体力が続くかどうかを心配されていた方でも安心して働くことができるのではないかと思います。


画像引用元:https://imtal.org/column/qualification/care-manager-exam-qualification/

さて。ケアマネの仕事を具体的に紹介するとすれば、主なもの3点あります。

具体的なケアマネの仕事

1、 お年寄りやご家族さまの介護相談

ケアマネの基本業務はこの介護相談からスタートします。
依頼は地域包括支援センターから入ることもありますが、簡単に言えば、相談の内容を元にして、質の良い介護サービスを皆さんが受けられるように手助けを行う業務ですね。

2、ケアプランの作成

ケアプランとは、介護サービスに関する説明書及びスケジュール表といったものです。
このケアプランがなければ、介護サービスを受けること自体ができないのです。

3、要介護認定の書類作成

新たに介護保険サービスを利用しようと思えば、地方自治体へ要介護認定の手続きが必要となります。
でも、この手続きを一般の方が行うのはとても難しいのです。
そこで、ケアマネの方が代行として書類を作成し、認定調査に関する手配を行います。

Point3.「介護福祉士と兼任業務ができる」

一定の条件があるのですが、介護福祉士のお仕事とケアマネージャーのお仕事は兼任業務が可能です。
そのため、介護福祉士からケアマネにキャリアアップしたとしても、双方の資格(業務内容)をうまく利用することができるため、メリットが大きいと言えます。



ここまで読んでいただき、少しは介護の仕事に関して理解いただけたでしょうか?
興味を持って読んでいただき、「働いてみようかな」と思ってくれたら嬉しいです。
介護職のメリットデメリットをキチンと理解した上で、資格を取得し、どんどんキャリアアップしていきたいと前向きな考えを持つ、介護職未経験者は大歓迎です。

何か質問などありましたら、お問い合わせくださいね!

[お名前]
[評価]
[コメント]※必須