介護福祉のお仕事をしていて、当初皆さんが困惑されることが多いのが資格の有無によってできる仕事の内容が違ってくるという現実です。
このお仕事には、比較的あまり知識のない方が未経験で入ってこられる方も多く、そういった方には一から説明をすることとなるのですが、実はこの介護福祉のお仕事に関しては、無資格・未経験でも働けるものの、無資格だと仕事内容が制限されるという決まりごとがあるのです。

例えば、訪問介護は有資格者に限定される、無資格者は基本的に初歩的な部分しか介護できないなど。
そこで、資格の有無によってどのように仕事が変わってくるのかを、幾つかのポイントに分けてお話したいと思います。

Point1「基本的な職務内容について」

まず、大まかなに言いますと、有資格者に関しては排せつやお食事、入浴などの身体介護、メンタルケアに関する部分まで、全て介護してもよいという決まりになっているので、全ての部分において介護業務を担当することができます。

これらの内容を一般的には訪問介護、と呼んでいます。
しかし、資格をお持ちでない場合には訪問介護に分類される事柄を行ってはいけないというルールがあるため、衣類などの整理、お掃除、歩行に関するお手伝いなど“介護そのものにはあまり関係のない、生活のサポート”に関する部分しか担当できないことになっています。

こういった事情から、資格の有無によってお給料も変わってきますし、無資格の状態で働き続けたとしても介護に関するスキルをあげることが難しいのではないか、という見方もされたりします。

Point2「無資格なら運転手という道もある」

先ほど述べた通り、無資格の場合にはかなり仕事内容が制限されるため、正直な所あまり良いお仕事にたどり着けることがありません。
もちろん、中には素敵な事業者さまもおり、働き心地の良さや待遇なども充実しているといったパターンもあるようですが、やはり資格がないといわゆる待遇の面で厳しくなってしまうことが多いようです。

ただ、無資格でも非常に有利な部分もあります。
それは運転手を行うという方法。
運転は介護に入りませんので、あなたが免許証を持っていれば、それだけでも若干有利になるのです。

もし資格がなくてなかなか働くことができないという状況になりそうなら、運転ができるというのを前面に押し出してみるのもいいかもしれませんね。
また、働きながら資格を取得するというのも、お勧めです。